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パーキンソン病におけるリハビリの必要性と方法

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パーキンソン病におけるリハビリの必要性と方法

  • リハビリ
  • パーキンソン病
  • 方法

パーキンソン病は、筋肉がこわばり体が思い通りに動かなくなる病気です。
リハビリを行うことで、筋肉のこわばりなどの症状が軽減すると言われています。
ここでは、「リハビリの必要性」「リハビリ方法」について以下、まとめました。

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目次

  • パーキンソン病でのリハビリの必要性
  • リハビリ方法

パーキンソン病でのリハビリの必要性

パーキンソン病を患うと、筋肉がこわばり、体がうまく動かなくなります。体が動かなくなると筋肉は萎縮し、関節はかたくなって、全身の機能が衰えていきます。そのため、パーキンソン病でのリハビリはとても重要です。
体を動かすことで血液の循環が良くなり、全身の機能も良くなります。また、気分転換にもなります。

実際に、リハビリを行っている方と行っていない方を比べると、リハビリを行っている方のほうがパーキンソン病の症状が軽減したという報告があります。病気の初期から、軽めの運動をする習慣を身に付けることが1番良いです。

薬で症状を抑えることはできますが、体を動かすことはできません。リハビリを行うと体を動かしやすくなり、自身でできることが増えるため前向きに過ごすことができます。

関連記事:パーキンソン病ってどんな病気|症状・原因・検査・診断方法まとめ

リハビリ方法

パーキンソン病のリハビリは、個人の症状に合わせて行います。初期の方は、「ウォーキング」や「ゲートボール」「庭仕事」などを行うだけでも十分効果があるそうです。また、リハビリや運動は毎日規則正しく行うことが大切です。

毎日続けていくうちに徐々に効果が見られるようになります。パーキンソン病のリハビリ方法は、主に「運動リハビリ」「嚥下障害リハビリ」「表情リハビリ」「呼吸リハビリ」などがあります。それぞれのリハビリ方法についてご紹介します。

運動リハビリ

パーキンソン病の主な運動リハビリは下記のとおりです。
 
①椅子を使った運動
椅子に座ったり立ったりする運動です。約5~10回ほど行います。パーキンソン病を患うとこの動作が難しくなります。そのため、リハビリを行うことでスムーズに座ったり立ったりすることができるようになります。
 
【椅子に座る場合】
椅子の目の前に移動し、くるっと半周まわり腰を椅子の中央に向けます。体を少し前に曲げて前傾姿勢をとり、椅子の両側の手すりを掴みゆっくりと椅子に腰かけます。この一連の動作をスムーズにできるようにすばやく行います。
 
【椅子から立つ場合】
椅子の両側にある手すりを掴み、片方の足を少し前に出します。もう片方の足は少し後ろに下げ、かかとは地面から離し、つま先だけを地面につけた状態にします。体を少し前に曲げて前傾姿勢をとり、前に出している足に体重をかけるように立ち上がります。椅子に座るときと同様に、一連の動作をスムーズにできるようにすばやく行います。
 
②座った状態でできる運動
椅子に座った姿勢のまま、両手を頭の後ろで組みます。そのまま上半身をゆっくりと左右にひねったり、前後に曲げたり伸ばしたりする動作を繰り返します。
 
③腹筋や背筋・殿筋の運動
それぞれの運動のやり方は下記のとおりです。
 
【腹筋】
仰向けに横になり両足を曲げます。そのままの状態で上半身を上にあげます。
 
【背筋】
うつ伏せに横になり両手を腰の部分で組みます。そのままの状態で顔を正面に向けるように上半身を上にあげます。
 
【殿筋(お尻の筋肉)】
うつ伏せに横になります。足先からふくらはぎの部分を上にゆっくりとあげます。
 
④股関節・膝の運動
それぞれの運動のやり方は下記のとおりです。
 
【股関節】
仰向けに横になり、片足の膝を両手でかかえます。自身の胸のほうへ引き寄せるようにゆっくり動かします。
 
【膝】
仰向けに横になり、片方の足のつま先から太ももまでの部分を上にゆっくりとあげます。
 
⑤バランス運動
手のひらと膝を床につけます。
片方の手を肩の高さで水平に前へ伸ばし、手と逆側の足をお尻と同じ高さで水平に伸ばし、バランスをとります。
 
⑥ねじり運動
仰向けに横になり、下半身を左右にゆっくりとねじりながら動かします。
 
⑦寝返り運動
仰向けに横になり、両腕を頭の上に伸ばし手を組みます。
そのままの状態で、全身を左右にゆっくりと動かし寝返りを打ちます。

嚥下障害リハビリ

パーキンソン病は筋肉がこわばり動かなくなるため、嚥下障害(飲み込む動作が難しくなる)になりやすいです。そのため、嚥下障害を軽くするために嚥下体操を行います。また、嚥下体操の他に口の中を清潔に保つことが大切です。
口の中に汚れが溜まると味覚や知覚が鈍くなり、誤嚥(食べ物などが器官内に入ること)を引き起こしやすくなります。嚥下体操のやり方は下記のとおりです。
 
①嚥下体操を始める前に、お腹に手を当ててゆっくり深呼吸をします。
②首を左右にゆっくりと傾け、1回ずつ左右に首を回します。
③肩をゆっくり上にあげてストンと力を抜いて肩を下におろします。
④両手を組んで手のひらを上に向けた状態で腕を上げ背伸びをします。
⑤頬を膨らませたりすぼめたりします。
⑥舌を出し上下、左右に動かします。
⑦「パ・タ・カ・ラ」を口を大きく動かしながら声に出して言います。
 (例)「パパパパパ」「タタタタタ」「カカカカカ」「ラララララ」「パ・タ・カ・ラ」
⑧最後に、お腹に手を当ててゆっくり深呼吸します。

表情リハビリ

パーキンソン病によって顔の筋肉がかたくなり、表情をつくることが難しくなります。そのため、顔の表情をつくるリハビリを行います。顔全体の筋肉を使いながら行うと良いです。
 
①口を大きく開けたり閉じたりする動作を繰り返します。
②顔全体を中心に集めるようにぎゅっと力を入れたり抜いたりする動作を繰り返します。
③頬を膨らませ、溜めていた息を口をすぼめながら吐きます。
④舌で口の周りをなめるように回します。
⑤口を左右のどちらかに動かし、動かした方の目を閉じます。
 左右どちらも同じ動作を行います。

呼吸リハビリ

足を肩幅くらいに開いて両手を大きく横に広げます。背筋を伸ばし、このままの姿勢でゆっくり深呼吸をします。その他に、椅子などの台の上に座り、タオルなどの布を腰からお腹の前で交差するように巻きます。タオルの両裾を両手で引きながら持ち、ゆっくり深呼吸します。

関連記事:詳しい治療方法を教えて|パーキンソン病

 

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