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詳しい検査と診断方法を教えて|橋本病

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詳しい検査と診断方法を教えて|橋本病

  • 検査
  • 診断方法
  • 甲状腺

橋本病は何科を受診したらいいのかご存知ですか?
橋本病を疑う場合は、“内分泌科”を受診してください。もしくは、甲状腺専門医がいる医療機関を受診してください。近くに内分泌科や甲状腺専門医がいない場合は、内科でも検査や診断をしてくれます。
ここでは、「橋本病の検査方法・診断方法」について以下、まとめてみました。

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目次

  • 検査方法・診断方法
  • まとめ

検査方法・診断方法

橋本病の主な検査方法は「血液検査」と「超音波検査」です。2つの検査以外に、問診や触診を行って診断します。
それぞれの検査方法についてご紹介します。

血液検査

血液検査では、橋本病だとはっきりと診断することができます。橋本病と診断できる一番のポイントは「抗甲状腺抗体値」です。

抗甲状腺抗体*には、抗サイログロブリン抗体(TgAb)や抗腺ペルオキシダーゼ(TPOAb)などがあります。今までの橋本病患者のほとんどの方に、TgAb又はTPOAbのどちらかに陽性反応が出ています。

しかし、バセドウ病を患っている方でもTgAb又はTPOAbのどちらかに陽性反応が現れます。そのため、どちらの病気なのか判断することが難しいため他の検査を行います。

「TSH」「FT4」「FT3」という検査を行うと、どちらの病気なのかを見極めることができます。
バセドウ病と橋本病を見極める判断基準は下記のとおりです。
 
【バセドウ病】
 TSH値:低値
  FT4:高値
  FT3:高値

【橋本病】
 TSH値:高値
  FT4:低値
  FT3:基準値又は低値
 
・TSH値
 基準値・・・0.44~4.95 μIU/ml
  高値・・・4.95μIU/ml 以上
  低値・・・0.44μIU/ml 以下
 
・FT4値     
 基準値・・・0.88~1.67 ng/ml
  高値・・・1.68ng/ml 以上
  低値・・・0.87ng/ml 以下
 
・FT3値    
 基準値・・・2.36~5.00 pg/ml
  高値・・・5.01pg/ml 以上
  低値・・・2.35pg/ml 以下
 
※医療機関によって数値は多少異なります。
 
*TSH
甲状腺刺激ホルモン(甲状腺ホルモンの分泌を促す役割)

*FT4、FT3
甲状腺ホルモン

*抗甲状腺抗体
甲状腺が攻撃されたことによってできた抗体のこと

超音波検査

超音波検査は「超音波エコー」とも呼ばれています。超音波を調べたい部分にあてて、からだの中を映像化して見ることができます。

橋本病の場合は、甲状腺の状態を調べるために行います。また、がんなどの他の病気がないかどうかを確認することもできます。

問診

医療機関へ受診に行くと必ず問診があります。
“どのような症状があるのか”、“いつから症状が始まったのか”などの様々な質問をします。
例えば、下記のような内容を聞かれることが多いようです。
 
・どんな症状があるのか(むくみがある、全身の倦怠感など)
・その症状はいつから始まったのか
・いつから病気を疑い始めたのか
・今までに治療を受けたことがあるのか
・家族や親戚に甲状腺疾患を患っている方がいるのか
・現在患っている病気はあるのか
・服用している薬はあるのか
 
医療機関によって問診の内容は異なりますが、基本的に上記のような内容を聞かれるようです。橋本病だと診断するためには情報をたくさん知る必要があるため、小さなことでも医師に伝えることが大切です。

触診、視診

触診、視診では下記のことを見ます。
 
・甲状腺が腫れているか
・どのくらい腫れているのか
・びまん性甲状腺腫大*なのか
・右側だけ、左側だけ腫れているのか
 
*びまん性甲状腺腫大
甲状腺全体が同じように(均等)腫れていること

まとめ

橋本病の検査は、主に「血液検査」「超音波検査」「問診」「触診」の4つが用いられます。必要に応じてその他の検査を行い、診断します。

一番大切なのは、症状をきちんと医師に話すこと、気になることや小さな出来事も伝えることです。検査の結果や問診の情報によって薬の量や治療方針が変わってきます。自身に合った治療を行うためにも、医師と協力しながら治療を進めることが大切です。

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